習い事にかかる総費用を比較してみた・・・10年間で一体いくらかかるの??

こんにちは。3児のママのパート主婦です。
子供に習い事を始めさせるときって、どうしようか迷いますよね。
一度習い事を始めたら簡単に辞めさせると飽きっぽく我慢できない子になってしまうのかなとか、考えだすとなかなか始めることができません。
さらに、習い事はある程度続けないと効果が得られないと思いますが、続けるとそれなりに費用がかかってしまいます。
今回は「しまった! こんなはずじゃなかったのに…。」とならないように、習い事にかかる費用を比較します。
ちなみに、我が家で習い事は10年間、続けさせるつもりでいます(もちろん本人のやる気次第ではありますが・・・)。
そして最後には、費用対効果の優れたおススメの習い事を紹介いたします。
目 次
1. トータル費用の比較
習い事は始める前にお金のことをよくよく考える必要があります。
でないと、こんなはずじゃなかったとなってしまいます。
今回は総費用を算出する上での前提条件として、どの習い事も5歳で始めて15歳で辞めることを想定します。
1.1 ピアノ
ピアノは電子ピアノで考えているので、調律は必要ありません。
総費用 | 143万円 |
費用内訳 | ピアノ購入費 20万円
月謝 96万円(8,000円×12カ月×10年) 教材費 12万円(1,000円×12カ月×10年) 発表会15万円(15,000円×10年) |
1.2 バイオリン
5歳から15歳までですので、バイオリンは1/8サイズから始まり、1/4サイズ、3/4サイズ、1/2サイズ、そしてフルスケールのサイズで合計5回、買い替えることになります。
総費用 | 166万円 |
費用内訳 | 楽器購入費 25万円(5万円×5)
月謝 114万円(9,500円×12カ月×10年) 教材費 12万円(1,000円×12カ月×10年) 発表会15万円(15,000円×10年) |
1.3 そろばん
そろばん本体は5,000円です。
総費用 | 69.2万円 |
費用内訳 | そろばん購入費 0.5万円
月謝 60万円(5,000円×12カ月×10年) 教材費 4.2万円(350円×12カ月×10年) 検定料 4.5万円(1,500円×年3回×10年) |
1.3 公文
小学生から高校生以上で料金が若干違いますが、概算の料金として1教科8,000円としています。
英語、国語、算数の中から1教科でも習うことはできますが、今回は2教科で算出しています。
総費用 | 192万円 |
費用内訳 | 月謝 192万円(8,000円×2教科×12カ月×10年) |
1.4 英会話
効率的に英語学習ができるDMM英会話を実施します。
詳しくは【公式サイト】を見てください。子供が楽しく学べる「工夫」が多くあります。
総費用 | 83.76万円 |
費用内訳 | 月謝 71.76万円(5,980円×12カ月×10年)
教材費 12万円(1,000円×12カ月×10年) |
1.5 バレエ
発表会は安く見積もっても10万円はかかりると思います。
総費用 | 256万円 |
費用内訳 | 月謝 96万円(8,000円×12カ月×10年)
バレエ用品 60万円(5,000円×12カ月×10年) 発表会100万円(100,000円×10年) |
1.6 サッカー
サッカーは小学校に付属しているようなチームでやるのと本格的なクラブチームでやるのとでは費用が桁違いです。
今回は小学校のグランドを利用してやるチームを想定しています。
総費用 | 114万円 |
費用内訳 | 月謝 60万円(5,000円×12カ月×10年)
サッカー用品 24万円(2,000円×12カ月×10年) 遠征費 30万円(30,000円×10年) |
1.7 水泳
水泳はどこでも大体このくらいの金額で収まると思います。
総費用 | 101万円 |
費用内訳 | 月謝 84万円(7,000円×12カ月×10年)
水泳用品 12万円(1,000円×12カ月×10年) 水泳大会5万円(5,000円×10年) |
1.8 剣道
がっちりとした防具が高額で、体の成長に合わせて購入しなければなりませんので高くなりますが、レンタル等があれば費用を抑えることが出来ると思います。
総費用 | 114万円 |
費用内訳 | 防具購入費 15万円(5万円×3)
月謝 84万円(7,000円×12カ月×10年) 消耗品 12万円(1,000円×12カ月×10年) 検定代 3万円(3,000円×10年) |
1.9 野球
野球用具は靴下から帽子まで全身をそろえる必要があるので高額になります。こちらはレンタルなどが難しいと思いますので、全て実費となります。
総費用 | 130万円 |
費用内訳 | 野球用具一式 30万円(10万円×3)
月謝 90万円(7,500円×12カ月×10年) 遠征費 10万円(10,000円×10年) |
2. 一覧表
総費用の金額が高いものから順に並べました。
種目 | 10年間の総費用(万円) |
バレエ | 256 |
公文 | 192 |
バイオリン | 166 |
ピアノ | 143 |
野球 | 130 |
サッカー | 114 |
剣道 | 114 |
水泳 | 101 |
英会話 | 83.8 |
そろばん | 69.2 |
やはり、一番高額なのはバレエですね。
教育や音楽系は軒並み高額ですが、そろばんだけは月謝が安く、道具もそろばん1つですので、リーズナブルなものとなっています。
3. コスパ
どの習い事も1回始めるとある程度続けると思いますので、何のために習い事をするのかをよくよく考えてから始めることが大切です。
そのためには、目的にあった習い事が必要です。では、改めて習い事の目的は何なのかと言いますと・・・
「子供の可能性を広げること」だと思っています。
少し話は飛びますが、習い事に熱心に取り組み、可能性を上手に広げているのがユダヤ人という話があります。
世界人口の0.2%しかいないユダヤ人ですが、なんとノーベル賞は22%も輩出しています。
ユダヤ人の考え方の根底にあるのが、貯金などをするよりも、人に直接投資することが最も効果が高いというものがあります。
これは迫害の歴史も関係していて、着の身着のまま逃げ出すようなときでも、自分の能力が高ければどこでも生活に困らないことに端を発しています。
最低限の貯金を残して、教育に力を入れるべきなんですかね・・・そして、ある程度、可能性を広げるためにはお金がかかる・・・ということですかね(苦笑)
今回は10年間にかかるコストを算出しましたが、子供の可能性を広げることに優れている習い事は中々判断に苦しむところだと思います。
そこで、どれもある程度可能性を広げてくれるものであると思いますので、私の提案としては・・・
とりあえず、学習・音楽系を1つ、運動系を1つ、より効果の高い時期(より若い時期)にさせてみるのはいかがでしょうか(^^)/
結局そんなありきたり?と思われるかもしれませんが、まずはやってみるというのが重要だと思います。
そして、子どもと相談して、始めたらできる限り続ける・・・。継続は力になることを教えるためにも。
なかなかモチベーションをを維持するのは大変ですけどね・・・(笑)。
最後に、子どもと話して決めることが重要ですが、私が思うところとしては、学習系でそろばんは金額的にダントツお安いのでコスパは高いと思います。
また、運動系はプール、楽器はピアノをおすすめします。さらに今の時代、英会話もトライしいたいですね。理由はまた後日、書かせていただきます。
そんなにたくさん?と思うかもしれませんがね・・・(笑)
まとめ
今回は10年間で発生する習い事のコストを簡単にまとめ、コスパに優れているものを考えました。
結果としては、とにかく始めることが重要で、特にそろばん、プール、ピアノと英会話をおすすめしました。
いずれにしても、10年間続けると中古自動車を購入できるくらいの金額になりますので、見合った成果がでるようにコツコツと練習することが大切だと思います。
今回も、長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。