【小学生】バイオリンのサイズアップ(中古の分数バイオリンを購入)

こんにちは。3児のママのパート主婦です。
突然ですが・・・。
バイオリンは子供の成長に合わせて買い替えるので、習い事としてハードルが高いとか、セレブの習い事だとか決めつけていませんか?
実際、私も子供が大きくなったので、バイオリンを大きいサイズへ買い替えました。
しかし、ご安心ください。息子を習わせてみて、そこまで…思ってたよりはお金がかからないことがわかりました(ピアノと比較して)。
今回はそんなバイオリンの買い替えに至る経緯や購入のポイントなどについて、お話しします。
目 次
1. 買い替えに至る経緯
正直、親はバイオリンのド素人もいいとこですので、子供もそのうち飽きて辞めてしまうかなくらい思ってましたが、もう1年半程続いています。
いつも練習では思い通りに弾けなくて悔し涙ですが、なんだかんだ楽しそうです。
今回、買い替えの決め手となったのは、小学1年生の息子の使用するバイオリンが「小さくなったね。」とバイオリンの先生に言われたことです。
そこで、一回り大きなサイズのものを購入することにしました。
足のサイズが大きくなってきたら靴を買い替えるように、腕の長さが長くなってきたらバイオリンも買い替えます。
と簡単に言われても、お金はかかってしまいます・・・(涙)。
本音を言いますと、今まで使っていた中古のバイオリンをもっと長く使ってもらう予定でした。
まさか1年半でお役ごめんとは考えていませんでした。
子供の成長は嬉しいことなんですが、後、何本買い替えるのかな・・・?と考えてしまいます。
2. 購入にあたって
2.1 新品と中古品
購入にあたっては、まず新品と中古品どちらにしようか迷いました。
新品だと安いものでも8万円くらいとちょっとお高いのです。
中古品だとヤフオクなどで2000円くらいから出品されています。
しかし、中古品はメンテナンスを自分でする必要があった場合、何をしていいのか分かりません。
また、ヤフオクなどの個人売買は保管状態が悪いなどで、使えるようにするには、たくさんお金がかかる可能性もあります。
さらに、ネットで買った場合、価格は安いかもしれませんが、事前に写真でしか見ることができないので、それなりに信用と実績があるところで購入することをお勧めします。
そのようなことから、私はヤフオクなどの個人売買はさけ、実際の店舗があり中古品を販売しているところからネット通販で購入することにしました。
蛇足かもしれませんが、中古バイオリンのメリットとして、バイオリンは年数が経つほど音の響きが良くなると言われていますので、中古品の方が音色はよくなっているはず?ってことも理由の一つです。
ちなみに、私が前回と今回の2本とも、購入したのは「アマービレ楽器」という楽器屋さんです。
アマービレ楽器のいいところは、メンテナンスがしっかりされていることと、弓が新品のものがついていることです。
さらに、ラインナップが豊富で、半年間の保証が付いています。
2.2 中古バイオリンの注文から受取り
インターネットからの注文から3~4日くらいで、商品が梱包され届きました。
届いたときの外観です。
厳重にプチプチで包装されています。
プチプチをほどいて、中を開けて見ると・・・。
ちょっと古めのケースが出てきました。それもそのはず、これは1990年製だからです。
ケースを開けてみると・・・。
中もプチプチで覆われています。
このバイオリンを整備してくれた人によると、多少キズはありますが音はよく鳴るとの評価でした。
私は多少のキズは気にしません。それより、音がきちんと鳴り、価格が安い方が重要だと考えています。
プチプチを全て取ると・・・。
メンテナンス済みですので、すごくキレイです。確かに多少キズはありますが、全く気にならないレベルです。これなら息子も気に入ってくれそうです。
2.3 必要な付属品
購入した状態でも、すぐに弾くことが可能ですが、必要な付属品は別で用意しなければなりません。
必要な付属品は次のとおりです。
- 肩当て
- 松ヤニ
- チューナー
2.3.1 肩当て
初めて半年くらいは次のくじらの肩当てを使っていました。
このクジラの形をした肩当てで、まずは肩当に慣れる程度のもので、肩の上でのバイオリンの安定感は大したことありませんでした。
しかし、この動物の肩当はクジラやカメなど子供が好きな形をしていますので、小さな子供は大喜びです。
練習が大変でも、お気に入りの肩当でやる気を引き出して、楽しくしやりたいものですね!!
半年くらいしてから、2代目の肩当てとして、次のものを使っています。
KUN(クン) バイオリン肩当て Original(オリジナル) 1/4-1/8
こちらは1/4~1/8のバイオリンサイズに対応している優れものです。
Amazonで購入しましたが、バイオリンのサイズアップにも対応しているので、1/4にしてからも使っています。
さらに、肩にのせたときの安定感は抜群です。
さらに小学1年生でも自分でしっかりと装着することができるので、お勧めです。
2.3.2 松ヤニ
松ヤニも種類がたくさんあるみたいなので、一番質・価格ともにオーソドックスなものを購入しました。
そして、松ヤニは長持ちします。ほぼ毎日練習して1年半ほど使い続けていますが、まだ半分にもなっていません。
2.3.3 チューナー
スマホのアプリでも代用できますが、スマホはあくまでもチューナーが見当たらないなどの緊急事態用として使っています。
主は専用のチューナーこちらを使っています。
KORG クリップ式チューナー/メトロノーム Dolcetto-V ドルチェットV バイオリン/ビオラ専用 AW-3V
基本的にはチューニング機能があればいいのですが、上達してきて自分の耳でチューニングができるようになりたいなら、入力音に近い基準音をスピーカーで返す「サウンド・バック機能」があるものが音感トレーニングにもなっていいと思います。
ただし、小学1年生は手の力が弱いので、バイオリンの音程はわかっていても、チューニングするためのペグを思い通りに回すことができません。
小学3・4年生くらいからならできると思います・・・。
3. 購入したものの紹介
3.1 今までのバイオリン(1/8)
今まで(1年半)使っていた中古バイオリンです。
基本的なスペックはこちらです。
Suzuki(スズキ), No.220, 1/8, 1990年製, 弓, ケース付き
34,776円(消費税2,464円、送料1,512円含む。)
購入時は5才の幼稚園の年中で身長が103センチくらいでした。
中古品でしたが、特に不満もなく使うことができました。
指板のところにはシールを貼って練習していました。
シールを貼っているのはドレミの押さえる場所を覚えるために、場所を目安として貼っています。
3.2 今回購入した中古バイオリン(1/8)
こちらが今回購入した中古のバイオリンです。
基本的なスペックはこちらです。
Suzuki(スズキ), No.280, 1/4, 1990年製, 弓, ケース付き
40,392円(消費税2,864円、送料1,728円含む。)
購入時は6才の小学1年生で身長が113センチくらいです。
ケースは少しボロボロですが、中身はピカピカです。
指板に貼っている音の場所を表したシールは、今回は貼らないで使ってもらおうと思います(先生に言われたら貼りまが・・・)。
素人ながら、指の位置で覚えるのは切っ掛けで、最終的には自分の耳で覚えてもらいたいからです。
3.3 前と今回の比較(寸法、重量)
寸法は一回り大きくなっています。
また、子供が弾いてみたときに、「重たくて腕が疲れる。」と言ったので、重量を計ってみました。
3.3.1 寸法比較
本体は3cmほど長くなっています。
上:1/4のバイオリン
下:1/8のバイオリン
3.3.2 重量
続いて、重量を計ります。
3.3.2.1 バイオリン1/8の重量
1/8のサイズの重量は236gでした。
3.3.2.2 バイオリン1/4の重量
1/4のサイズの重量は337gでした。
一つサイズアップすると100gほど重たくなっています。
けっこう重たくなっているものなんですね・・・。
3.4 今後のバイオリン購入について
バイオリンのサイズは1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 4/4とアップしていきますので、全部で5本のバイオリンを買うことになります。
上手になるといい楽器が欲しくなるのかもしれませんが、そこは練習でカバーしてと言い聞かせ、安いバイオリンで続けてもらうつもりです。4/4のフルサイズは恐らく小学校を卒業する12才くらいで到達すると見込んでいます。
5本とも3.5万円くらいの中古バイオリンを購入することを想定して、
5回×3.5万円=17.5万円
17.5万円あれば全ての楽器を購入することができます。
なお、弦などの消耗品ははそこまで頻繁に取り替えるものではないので、計上していません。
確かに買い替えでお金はかかるのですが、中古などを上手に使えば、そこそこのグレードの電子ピアノと同じくらいですむと思います。
4 まとめ
今回は中古バイオリンの買い替えに至る経緯や購入のポイントなどついてのお話しでした。
- 身長(腕)が伸びたら、買い替えが必要
- バイオリンは中古品がお得
- ピアノと比べると、バイオリンそのものは高くない
- 1/8と1/4の寸法・重量の比較
以上、長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。